2021年1月19日 CDO Club Global はグローバルでのCDOのバーチャルイベント, Global CDO Summit 2021 を初開催した。
当日はCDO Club Globalの創設者でありGlobal CEOであるDavid Mathisonのナビゲートの元、世界のCDO Clubからプレゼンテーション並びにパネルディスカッションが実施された。
冒頭ではDavidより,米国ならびにグローバルでのCDO Clubの活動のアップデート, CDOを取り巻く環境やトレンドの紹介を実施した。
その後、先進のデータテクノロジー企業米Alation社の創業者でありCDOのAaron Kalb氏からデータドリブンを企業の文化にすることの重要性と論点についてプレゼンテーションが実施された。
続いて、米国でも大きな影響を及ぼしたCOVIDー19に対してCDO(特にデータオフィサー)にとってどのような役割の変化や期待がもたらされたかのパネルディスカッションが実施された。
【米国のパネルディスカッションで登壇したCDO】
Aaron Kalb:
Alationの創設者兼最高データおよび分析責任者(モデレーター)
Farouk Ferchichi:
USAAおよびToyotaの元最高データおよび分析責任者
Michael Vapenik:
元バークレイズリスクガバナンスおよびコントロール責任者
Santosh Kudva:
GE Gas Powerの最高データ責任者兼CIO-財務/人事
Shadaab Kanwal:
Charles Schwabのデジタル、データ、分析サービスのエグゼクティブリーダー
日本からは、CDO Club Japanの代表加茂純のメッセージをはじめとして昨年12月に実施したCDO Summit Tokyo 2020 Winterのダイジェスト, 日本の主要な活動をグローバルへ発信した。
また、Japan CDO of The Year 2020の授賞式の模様の映像も配信し、受賞者である味の素株式会社代表取締役副社長執行役員CDOの福士博司氏をグローバルに紹介した。
【日本から発信した主な内容】
1.加茂純 (CDO Club Japan代表理事)の挨拶
2.平井卓也(デジタル改革担当大臣)のメッセージ
3.日本企業・産業界のデジタル化のトレンドの紹介(CDO Club Japan理事・事務総長水上晃)
4.日本の主要企業のCDOの取り組みの紹介(12月1日サミットダイジェスト)
・SOMPOホールディングス 楢崎浩一 グループCDO執行役常務
<Japan CDO of The Year 2018 受賞者>
・味の素 福士博司 代表取締役副社長執行役員CDO
<Japan CDO of The Year 2020 受賞者>
・出光興産 三枝幸夫 執行役員CDOデジタル変革室長
5.東京大学藤井輝夫理事・副学長とCDO Club Japan代表理事加茂純の対談
6.Japan CDO of The Year2020における味の素代表取締役副社長執行役員CDO福士博司氏の受賞の映像
その他、CDO ClubイスラエルやCDO Clubスイスなどのリージョンの活動やパネルも当日実施され、世界規模でDXに対する取り組みが更に活性化していくことを示唆する内容のイベントとなった。
今後もCDO Club JapanはCDO Club Globalや他の地域のCDO Clubと連携して、世界規模のDXをサポートする団体として尽力してまいります。