新年のご挨拶:ポスト平成というデジタル時代に向けて

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2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

災害対応とトレーサビリティの重要性を再認識した2018年

昨年を振り返りますと、「平成最悪」といった豪雨災害をはじめとして、北海道地震など、災害による個人消費の落ち込みなどが企業の経済活動に大きな影響を及ぼす一年となりました。また年初に起きた財務省の決裁文書改ざんなど、スポーツ界だけでなく経済界でも透明性の強化が求められる事件が相次ぎました。

 

不確実なグローバル環境とGAFA主導の市場メカニズムに対する変化の兆し

米中、アジア、中東、ロシアなど国家間協調が崩れ、また第4次産業革命にて、グローバル全体にて新たな時代に向けて国境を超えて知恵を出し合い新たなリフォームを行うことが極めて大事な年になります。グローバル全体の最適化が必要となり、その中心はやはりデジタルになると考えられます。また、昨年末に政府は、先行する欧州を参考に、米4大IT企業「GAFA」をはじめ「プラットフォーマー」と呼ばれる巨大IT企業の規制に乗り出す方針を明らかにしており、デジタル領域でも、これまでのGAFA中心で描かれつつあった事業環境が変わりつつあり、世界は大きな変革期に突入していくことが予想されます。

 

デジタルで起こる世界規模の構造変化にむけて日本の役割を明確化する

経済同友会は「Japan 2.0 最適化社会の設計」の中で、「日本は、焦土から復興し世界第2位の経済大国となったが、内外の環境変化への対応遅れで約20年間を失った」としつつも、「少子化・高齢化、財政健全化、地球温暖化を含むグローバル・アジェンダなどの課題解決なくして未来はない」「2045年頃までを念頭に、国家百年の計で持続可能な社会の姿を描く」などと述べております。今後大きく変化が予想される世界の社会構造の中で、日本がリーダーシップをとれるような状況になり、世界の中での役割を改めて明確化するためには、デジタル化の加速と不断のイノベーションを行うことが重要と考えられます。

 

CDO Club JapanはCDOのプラットフォームとして社会のデジタル変革に貢献する存在へ

当クラブは「デジタルによって再創造されるグローバル最適化社会の実現」ならびに「世界規模のデジタル変革における日本の役割の明確化」を目標に掲げ、グローバルでのCDOのネットワークの拡大と活性化に努めます。また日本では、引き続き”CDO”(最高デジタル/データ責任者)の普及と活動の活性化を促すプラットフォーマーとして、クラブ関係パートナーとの連携を深めるつつ、活動を加速させていきます。

政府、行政、国内主要企業のCDOの参加によって行われる「CDO Roundtable」では、よりCDOの課題テーマに沿った内容でインタラクティブな討議を進めると共に、CDOにとって有意義な情報の提供やビジネスマッチングの機会を創出いたします。

また、恒例となるCDOアワードでは2019年でもっとも活躍したCDOを表彰するべく、ご参加のCDOの活躍を世間へ認知するための機会をより提供してまいります。

更に、次世代のCDOの候補となり得る人材のクラブへの参加機会を整備するために、個人会員プログラムを提供していくことで、デジタル領域での最適な人材のマッチングも行ってまいります。

私たちCDO Club Japanはデジタルによって起こる社会構造変化とグローバル最適化に向けて、CDOというデジタル変革の「牽引役」である「個人」の活躍をサポートする「プラットフォーム」として活動することで、グローバルにおける日本のデジタル変革(DX)に2019年も引き続き貢献していく所存です。

2019年年頭
一般社団法人CDO Club Japan
理事一同

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